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影山鉄工所では毎月1日に社内報を発行しております。
最初は他社に製作を依頼していましたが社内報を作ることができる人財がそろったので、現在はすべて社内で製作できるようになりました。
今回は、影山鉄工所の社内報の作り方を紹介します。
社内報を発行する理由
社内報を発行する目的はいくつかありますが、一番大きな目的は「コミュニケーションツール」です。影山鉄工所はオフィスの他にいくつかの工場と施工現場など、社員が働く場所が拡散しています。さらに、近年はテレワークが定着して家で作業することが多く、自分の部署以外の情報がわかりづらくなっています。
社内でビジネスチャットを導入して情報共有もしていますが、チャット上では伝えきれない情報も多く、そういった情報を社内報に載せたり、部署ごとの仕事や個々の社員の魅力を引き出したりして、社員間のコミュニケーションを図ったりすることに役立てています。
ここからは実際にどうやって製作していくかを紹介します。
1.企画案の作成(月末~月初)
最初にHRブランディング部で企画案を作成します。1人が企画を持ってくることもあれば、数人でブレストを行いながらワイワイと企画を作ったりします!
企画製作の上で大切にしていることは、
- 社員の魅力を引き上げること
- 社員同士の交流が産まれるしかけを作ること
- 会社、社印の魅力を伝えること
社員や社員の家族が読むものなので全員が楽しめるようにするため、1人でも読んで不快になる人が出ないよう、表現方法には注意を払ってます。
2.画像、文章などの素材集め(月初~月中)
企画が決まったら担当に分かれて社員にインタビューしたり写真を撮影させてもらったりして、社内報に使う素材を集めていきます。中でも一番大変なのが表紙の撮影です。
社内報は毎月4ページのボリュームで発行していますが、表紙は1ページ全体を写真で埋めるので、クオリティには気を使います。
真面目過ぎても面白くないし、ふざけすぎるのも企業としてどうかと思うので、絶妙なバランスを保った表紙の写真を撮るのが一番苦労します。
3.レイアウト、デザイン、入稿(月中~月末)
文章と画像が集まったら紙面に配置し、装飾などを施しデザインを入れていきます。ある程度できてきた時点でチームで共有し、文章の表現のチェックやデザインの詰めをしていき、完成に近づけていきます。
完成したら印刷会社に入稿して完成です!
社内報で会社が変わった点
社内報では真面目な話もありますが、社員の趣味や特技などの情報もあるので、社員同士の交流につながっているという効果があります。また、会社のビジョンや社長の想いを伝えることで、会社全体の価値観と方向性を社内で共有することができ、人的リソースを同じベクトルに向けることができ、社内全体のパフォーマンスが上がりました。
もっと社内報の効果について知りたい方は、影山鉄工所のHRブランディングチームまでお問合せください。