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当社は、M&A第2弾として横浜市の製造業を取得しました。
代表取締役の影山彰久は
「優れた技術を持ちながら後継者難の製造業を救いたい。当社の業務改革手法を用いて、収益力を高めることにより業界の活性化につなげたい」と話しています。
M&A先はプレス機械にて製造を行う年商約10億円の安定企業ながら、経営課題として事業承継問題を抱えていました。
その中で当社がプレス工場全体を視察し取得を決断、全株式の取得に至りました。
KIWグループとして、取得した製造業の今後の経営戦略について、「ICT(情報通信技術)の導入」と「HRブランディング力」を掲げています。
鉄工所の営業利益率を3年前の社長就任当時のマイナス0.1%から4%へ高めた企業戦略だけでなく、当社の柱となる生産管理システムや人財難に陥りやすい製造業において年間4~5名から月間200名まで伸ばしている人財活用を生かし、独自PR戦略を今回の製造業でも、さらに活用した成長基盤を築いていく考えです。
当面は影山が代表を兼任となりますが、「近い将来、経営スキルを高めた社員にかじ取りを託すつもり」と話します。また「ICTやHRブランディングを駆使した業務効率化や人財安定が平準化すれば、鉄工業界には伸びしろがまだある」とみている影山は、鉄工所で立ち上げた部署が手掛けるサービスを幅広く提供し、製造業のビジネス変革を後押ししていく構えです。