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影山鉄工所が所属している影山グループでは年に一度、全社員が集まり、各社の一年間の取り組みやその成果、また各プロジェクトの活動内容などについての発表を行う経営方針発表会を行っています。
今回の記事では、今年行われた経営方針発表会の様子を紹介いたします。
影山鉄工所(影山グループ)の経営方針発表会とは
グループ社員が顔を合わせる年に一度の日になっており、神奈川県や三重県、愛知県などから300名弱のグループ社員が沼津に集結します。目的としては、取引先企業様や金融機関の方などステークホルダーへ「経営方針・経営状況・取り組みの説明」をすることです。また、成果を上げた社員の表彰が行われたり、普段関わることのないグループ会社の取り組みについて知る機会にもなっており、人事交流にも繋がっています。
経営方針発表会は社外向けの「第一部」と、社員向けの「第二部」に分かれているので、まずは第一部から紹介していきます。
第一部 社外向けの経営方針発表
第一部は来賓のお客様もお招きし、影山グループ各社の代表者が発表を行いました。今後の収益や販路拡大についての報告だけでなく、ITやAIの活用、人財の確保や研修・資格・等級制度を始めとする労務環境の整備、SNSなどを利用した認知度向上についての報告もありました。また、第一金属工業株式会社の発表では新しく始めた自動検査装置のプロジェクトを社員が出演した有名番組のパロディ風のドキュメント動画を使用して伝えたり、各社の発表前にHRブランディング部が作成した30秒程度のプロモーションビデオを流すなど、動画を活用して各社の魅力を分かりやすく伝えました。
第一部の最後には、影山グループの代表取締役として影山社長の発表もありました。「日本を支える中小零細企業の未来を救う」という影山グループのコンセプトをもとに、素晴らしい技術を持っている企業にうまく我々の強みを使って活性化させていくことや、グローバル展開としてASEANマーケットでタカラ産業インドネシアによるビジネス拡大を狙っていくことなどの報告がありました。更に、「生き甲斐をつくる」という影山グループのパーパスを設定し社員の皆が成長するため、フェーズに合わせた役職、新規プロジェクトを任せるなど色々な機会を用意し、きっかけを与えるという社長の考えを伺うことが出来ました。
第二部 社員向けの表彰やプロジェクトの進捗発表
影山グループでは日報アプリやGoogleフォームを使用して、日々のありがとうを贈りあう制度があり、贈った数ともらった数を毎月集計して社内報で発表しています。第二部では、最初に半年間のありがとうを贈った数・もらった数の集計結果による表彰と、1年間を振り返って特に活躍した各社の「MVP社員」の表彰を行いました。今年初の試みとなりましたが、社員のモチベーション向上に繋がる取り組みになりました。
第一部との大きな違いは影山グループの社員のみの参加のため、発表の自由度が高くなっていることです。各社で行われているプロジェクトのメンバーや代表者が登壇し、今までの実績や今後の取組予定についての報告が行われましたが、お笑い芸人のコントを真似した動画で経費削減プロジェクトの説明をする場面があったり、鋳造体験工房キャスターホームの発表では、去年に引き続き大洋産業のある三重県桑名市公認キャラクター「ゆめはまちゃん」が登場するなどのサプライズもありました。
SNSチームの発表では、撮影実演と称し社長ドッキリの撮影も行われました。
こちらはYoutubeに動画をあげていますので、下記URLより是非ご覧ください。
https://youtu.be/69bArKdj8Zk?si=JeFZu29xutcLoQY5
まとめ
この経営方針発表会では新たな企画を取り入れるなど、毎年少しずつ変化をしながら継続しています。来年は更にグループ会社が増えている可能性もある中で、どのような発表が見られるのか楽しみです。