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先日、総合学習「企業×SDGs」の一環として、沼津市立片浜中学校3年生のみなさんが当社にお越しくださいました。朝の挨拶から元気いっぱいで、活気があふれる一日となりました。
なぜ影山鉄工所へ?
片浜中学校は、私たち影山鉄工所にとって長いご縁があります。
毎年、職場体験の受け入れを通じて「ものづくりの現場」を体験していただいており、生徒のみなさんにとっても身近な存在となりつつあります。今回の訪問は、そうした交流の延長線上にある特別な学びの場となりました。 学校の総合学習では「SDGs」をテーマに、身近な社会課題と向き合うプログラムが進められています。その中で先生方から「地域に根差し、ものづくりを通じてSDGsを実践している企業として、ぜひ影山鉄工所に協力してほしい」と声をかけていただきました。私たちにとっても、自社の取り組みを次世代に伝えることは大きな使命のひとつです。未来を担う中学生に、ただ知識としてのSDGsを学んでもらうのではなく、現場の空気を感じ、五感で体験してもらうことで「自分ごと」として考えてほしい。そんな想いを込めて、今回のプログラムを企画しました。
午前の部
SDGsクイズで大盛り上がり
午前中のクイズタイムでは、「鉄のリサイクル率は何%?」「影山鉄工所の社内カフェで行っているSDGsの工夫は?」など、中学生向けに工夫された問題が出題されました。答えが発表されるたびに「へー!」「やったー!」などの声が上がり、会場には笑い声と拍手が広がりました。ゲーム感覚で楽しみながら、SDGsと企業活動がつながっていることを実感してくれたようです。
仕事の中にあるSDGsを発見
続いては、工場やオフィスを巡るリアルな見学ツアー。
工場内での安全対策や鉄のリサイクルの仕組み、省エネ機器の導入、そして女性社員が活躍する姿などを発見し、チームごとに「SDGsチェックラリー」のシートを埋めていきます。 巨大な鉄骨や最新の機械、ICT技術を活用したモニター、従業員の働き方を間近に見た生徒のみなさんは、目を輝かせながらメモを取っていました。 あるグループは「安全対策」に関する説明に深くうなずき、また別のグループは「従業員が働きやすい環境づくりのための工夫」に驚いた様子。見学を通して「SDGsは特別なことではなく、毎日の仕事の中にある」という気づきが生まれていました。
溶接体験でペン立てを製作
午前の最後は、待ちに待った溶接体験です。
好きな端材を選び、思い思いのペン立てを製作しました。初めて持つ溶接トーチに少し緊張しながらも、「難しいけど楽しい!」と笑顔があふれていたみなさん。ある生徒は「火花がきれい!」と興奮した表情で話してくれました。ものづくりの現場を「自分の手」で体験できる喜びを味わっていただけたと思います。
午後の部
社員と一緒に未来を考える出張授業
午後は、舞台を学校に移し、当社の社員が片浜中学校に伺って出張授業を実施しました。
「もし自分が社長だったら?」をテーマに、未来の働き方や地域への貢献について意見を交わしました。 生徒のみなさんはグループごとに未来の働き方や地域への貢献についてアイデアを出し合い、真剣なまなざしで発表してくれました。「次世代の職人を養成する学校を作る」「地元沼津の新鮮な魚を扱った寿司屋を作る」など、中学生らしいユニークな発想と、未来を見据えた力強い視点に、社員も「なるほど!」と感心しきりでした。
未来へのエール
一日を通して感じたのは、生徒のみなさんのエネルギーと好奇心の強さです。
「鉄工所とSDGsは関係ないと思っていたけど、実際に見たらすごくつながっていた」という感想もいただきました。 今回の体験が、将来の夢や進路を考えるきっかけとなれば嬉しいです。 私たち自身にとっても、次世代の声に耳を傾けることで学び直す大切さを実感する一日となりました。
片浜中学校3年生のみなさん、本当にありがとうございました! またどこかでお会いできる日を楽しみにしています。